プロフィール

東京都築地生まれ。桐朋学園女子高等学校ヴァイオリン科を経て、チェコ国立プラハ音楽院指揮科ヴァイオリン科及び作曲科を、さらにチェコ国立芸術アカデミー指揮科を卒業。

 プラハ音楽院在学中に学内アンサンブルと共演したC.オルフのカルミナ・ブラーナ(2012年)の指揮をきっかけに指揮者としての活動を開始。また2013年にはターリヒ室内管弦楽団を指揮しプロデヴュー。

 プラハ音楽院卒業後2014年より2023年まで同校にてオーケストラ指導(現代音楽アンサンブル、のちに弦楽オーケストラ)に当たる。ボフスラフ・マルティヌー、ヴィクトル・カラビス、ヴァーツラフ・トロヤンなどチェコスロヴァキア近現代および新曲初演を中心としたレパートリーに取り組み、2016年には同アンサンブルを指揮しチェコ放送局主催のオーケストラコンクール「Concerto Bohemia」において総合優勝を果たす。また第10回フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいても本選出場を果たした。

2021シーズンよりピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任、現在に至る。また、
2013年より2019年まで映画音楽オーケストラFILMharmonieの首席指揮者
2017年より2020年までピルゼン歌劇場客演指揮者
2017年より現在までプラハ・カルリーン劇場指揮者
2018年より現在までモラヴィア・ブラスバンド首席指揮者
2019年より2020年までシレジア劇場客演指揮者
2019年より2021年までピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団常任客演指揮者
2023年より現在までチェコ国立モラヴィア・シレジア劇場客演指揮者
等を歴任。

今後2024年よりリベレツ歌劇場客演指揮者にも就任予定。

客演指揮者としてはプラハ放送交響楽団、ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ室内管弦楽団、南チェコ管弦楽団、ズリーン・マルティヌー管弦楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、パルドゥビッツェ室内管弦楽団等チェコ国内の主要なオーケストラと共演するほかスペインのマラガフィルハーモニー、ポーランドのアルトゥール・ルビンシュタイン管弦楽団等とも共演している。

2018年度「プラハの春」国際音楽祭にてデヴューを果たした他ドヴォルジャーク音楽祭、スメタナ音楽祭などにも定期的に出演。